ブログ鎌倉つれづれ

女性の目線で〜防災を考えよう

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    平成18年1月17日(火)

     6千人以上もの犠牲者を出した阪神淡路大震災から11年。神戸市東灘区で被災した山崎主知子さんは、震災の記憶を風化させないようにと、体験を語る試みを続けています。川崎市の防災シンポジウムで、ボランティア語り部・山崎さんの講演を聞きました。

     倒れた家の屋根を「ごめんなさい」と踏みながら歩いたこと、トイレの代わりにビニールをしいてバケツを使った時のみじめさ、教師の長女が校庭で柩を作ったこと・・ニュースには伝わらない光景が次々と浮かびあがりました。そして、最後に「家族、近所の人たち、地域と常にコミュニケーションを持ち続ける努力をしてほしい。特に男性はぜひ厨房に入って」と呼びかけました。

     東灘区は死者が最も多かった地域です。原因は殆どが圧死によるもので、戦後の粗雑な木造建築だったそうです。震度7までは大丈夫と言われた、軽量鉄骨の山崎さんの家だけが近所で倒壊しなかったのです。


     住宅の耐震性が叫ばれてきたはずなのに、昨年から耐震強度偽装問題が噴出するという矛盾した結果になってしまいました。

     女性5人のパネルディスカッションでは、被災者の半分は女性であるにも拘らずそのニーズがくみ取れない事例などを報告。防災というと、なぜか男性主導になりがち。でも、災害が昼間に起こった場合、地域にいるのは女性と高齢者が多い。自主防災組織のあり方も、もっと女性の視点を生かしていかなければと感じました。




     

    侘びの心で〜初釜

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      平成18年1月14日(土)

       山田宗徧流の初釜の席にお招きいただき、各界の方がたと、しばしの茶境にひたらせていただきました。濃茶のもてなしは、京都から移築したという国重文の「止観亭」で。止観とは座禅の意味だそうです。そういえば、わが家の近くにある道元禅師の碑も「只管打坐」でした。

       ろうそくのほのかな明かりの中で、いただくお濃茶は深い深い味わいでした。11世家元の山田宗徧さんは39歳。20代で家元を継がれたご苦労は計り知れないと思うが、気さくな人柄で、私のような不慣れな客人をももてなす術はさすがです!


       濃茶席の掛け軸は大徳寺和尚の書で「金毛獅子」。禅語で金毛の獅子のごとく渇を入れるの意で、「来年流祖の300遠忌を迎えるにあたり、自ら渇を入れていきたい」と話されていました。






      小袋谷跨線橋

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        平成18年1月13日(金)

         日本テレビのニュースプラス1で、小袋谷跨線橋についての報道がありましした。以前にもその危険性が大きく報道されましたが、鎌倉市にとって不名誉な事実といわざるをえません。

         昭和6年開通の自動車専用道路は、片側1車線で歩道はありません。自転車走行の人がいても、車は追い越しにくい状況です。昨年3月に市がまとめた耐震性などの調査報告によれば、防護柵の強度を除き、特に安全性に問題はないということでした。

         しかし、6月議会で床版の耐力が基準に満たない、防護柵の耐力不足などが指摘され、「小袋谷跨線橋の安全確保と早期かけかえを求める」決議を全会一致で採択、市は防護柵などの補強工事と定期点検を実施することになりました。

         県は今のところ、平成26年までに新跨線橋を完成供用する予定ですが、県のより一層の早い対応が求められるところです。岡崎県知事時代に、民主党の関口正俊元県会議員が質問していますが、財政難を理由に遅れています。用地の買収、迂回路の確保など課題は多いにしても、築75年の老朽化した橋の架け替えは急務だと考えます。
         

        新春を寿ぐ美人画展

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          平成18年1月9日(月)

           新成人の門出を祝うつどいが鎌倉芸術館で行なわれました。市内の新成人は1,575人。近年「荒れる成人式」が問題となっていますが、本市ではつつがなく、まあまあ静かに15分の式典が終了し、ライブショーなどのイベントに移りました。今年は20歳の市民の約7割が成人式に参加したそうです。

           地域の声から〜荒れる成人式に代表されるように、成人式そのものが若者たちに歓迎されないのだとしたら、鎌倉市では高齢者のために「還暦の祝い」や「古希の祝い」なるイベントをしてみては?*地域の声:市民の方からいただいたご意見など

           本格的な人口減少が始まり、本市の推計では、約10年後には現在の17万人から15万人台へと減少。生産人口は約7%減少するのに対し、65歳以上は9%増の32%と大きく高齢化が進むといわれています。まだまだ元気な退職世代のパワーが一堂に結集するのもおもしろい企画です。

           明日が最終日というので、市教委主催の新春特別ギャラリーへ。鎌倉ゆかりの芸術作品展は、多くの市内外のファンが楽しみにしている新年の恒例行事です。今年度は日本画家大竹五洋さんが描く美人画展。初春にふさわしいあでやかな姿に見とれた方も多かったことでしょう。

           大竹氏によれば、疲れてウトウトしているモデルの舞妓さんをスケッチするうちに、こんな夢を見ているかしらと描いたのが「春雪・朧・花かげ」という雪月花の3部作になったそうです。温かいまなざし溢れる作品です。師伊東深水の技法を汲み、80歳とは思えぬ若々しさで寺社の境内で絵筆をとります。

           50号、100号という大作を展示するには、市民ギャラリーでは狭いのが唯一残念でした。鎌倉市では、ゆかりの作品を保管できる場所も確保できない状況です。文化都市にふさわしいギャラリーの必要性を改めて感じました。










          豪雪いつまで

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            平成18年1月7日(土)

             観測史上記録的な豪雪が雪国を閉ざしています。雪の重みで家がつぶれ、犠牲になった90歳の母と70歳の長女。雪下ろしで、転落や心臓発作により亡くなられた方は57人にも及び、その多くが高齢者です。

             政府はようやく対策本部を設置し、積雪4mの新潟県津南町に自衛隊を派遣することを決めました。秋田市では、40人の市職員が高齢者宅の雪かきに奔走してますが、追いつかない状態です。

             5日の鎌倉市新春の集いで、挨拶に立った浅尾慶一郎参議員は「地方分権社会で官と民の間にある公の役割、精神が重要」と述べられていました。閉ざされた雪の中で、どこに一人暮らしの人が住んでいるか、だれか手助けできる人はいないか、地域の絆という公の精神の受け皿づくりを早急に進めていかなければならないと思います。高齢の民生委員ばかりが除雪作業をするのでは、あまりに悲しい。声をかければ飛んできてくれる若者がいるはずです。


             6日は新春恒例の消防出初式が山崎水質浄化センターで行なわれました。消防職団員による訓錬、鳶職組合によるはしご乗りなど、寒風の中での見事な演技に大きな拍手が沸きました。市民の安全を守る消防職員の方をはじめ、消防団員、自主防災組織の方の日頃の活動に感謝いたします。












            今年は戌年

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              平成18年1月3日(火)

              新年おめでとうございます。

              泣きたがるニッポン人、「来年はもっと感動したい」人が約9割という記事。昨年を漢字で表すと「愛」でした。「世界の中心で〜」をはじめとする映画に男性が号泣するという話を聞いて驚くのは、私の世代までだろうか。

              感動の仕方は変わっても、年末には必ず「赤穂浪士の討ち入り」が放映され、第九が流れる。感動の質は案外変わらないのかもしれない。


              暦からいえば今年は穏やかな戌年だそうですが、年明けから始まる定率減税の半減は穏やかではありません。小渕内閣が「恒久的減税」として始めた定率減税はさらに残り半分も2007年に廃止されることがほぼ決まりました。

              先の衆議院選挙でサラリーマン増税なしと掲げた公約はどこに消えたのでしょう。新聞報道によれば、公立小中学校で文具や給食費などの援助を受ける生徒の数が4年間に4割も増えたというのに、「準要保護」への国庫補助は廃止されました。

              弱者支援に自治体で格差が大きくなれば、国の根底がくずされることになります。次世代を担う子どもたちをしっかりと守っていかなければなりません。




              年越し

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                平成17年12月31日(土)

                銀世界の年越しになりました。スキーは年ぶり。大の寒がりの私ですが、スキーとなると別です。山頂から眺める中央アルプスは凛として美しい。だから上手くなくてもスキーは楽しい!

                暖冬との予測とうらはらに各地で豪雪になり、事故が相次いでいます。山形県JR羽越線特急の脱線事故では、若い命が奪われました。事故が起こってから気づく自然の猛威。便利さの中で見失っていることが多いようです。早い、安いを求めすぎた私たちは、立ち止まって考えなければなりません。

                いく年の災いを教訓として、新たな年を迎えたいと思います。

                新年に向けて

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                  平成17年12月28日(水)

                  今日が仕事納めの方も多かったのではないでしょうか。「1年間お疲れさま」とねぎらいを込めて、忘年会が町中でくりひろげられたことでしょう。
                  私自身もこれまで以上に、大勢の皆様にお世話になりましたことを感謝いたします。

                  ちょうど1年前の年末、選挙用ポスターの写真撮りに行った時の心細さを思い出します。すべてが初めての経験に戸惑う私を陰で支えてくれた友人たち、一から教えていただいた諸先輩方、駅頭で声をかけて下さった方・・これからも多くの方に育てていただき、精進してまいりたいと思います。

                  国勢調査結果によれば、日本の総人口は1億2775万人。昨年より約2万人減となり、確実に人口減少の一途をたどることになりそうです。団塊世代の退職が始まり、今年はその団塊ジュニアがトレンドになった年でもありました。

                  「負け犬」「下流」という言葉にうなずき、「楽な方がいい」と割り切る人たち。働く意欲、消費意欲がない反面、自分らしさを求める気持ちが強い。わが家の子どもたちにもそういう傾向はあるなあ、と思わず納得してしまいました。

                  ある雑誌の女性調査がおもしろかった。幸せのために重視するものは「家族や恋人との暮らし」がダントツで「自分の時間」「仕事」を引き離しています。男女雇用機会均等法初世代の42歳から23歳までのアンケートで、「仕事」はたった4%。「家族団らん」が幸せのトップでした。

                  人口減少に歯止めをかけるキーワードは、「家族団らん」かもしれません。専業主婦だけではなく、働く女性も求めているのです。「高い出生率を誇るフランスでは家族を大切にする」と「フランス家族事情」の著者浅野素女さんは書いています。

                  子育て世帯に6万円の助成がなされるフランスは夢のような話です。日本では、高齢者向け社会保障費が70%であるのに対し、児童手当など子育て支援は4%足らず。各自治体と積極的に話し合いを続ける猪口邦子少子化大臣に期待をしています。鎌倉市の出生率は0.96人。民間の力も視野に入れて、それぞれの家族に必要なメニューの拡充と財源の確保が課題です。














                  定例会閉会

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                    平成17年12月24日(土)

                    12月定例会最終日の22日、岡本2丁目のマンション開発許可取り消し問題で、市の姿勢を問う2つの決議が可決されました。この日冒頭で石渡市長は新聞報道にあるように陳謝。

                    これまで「法令に違反していない」と市側が回答してきた開発が、県により「違法」として取り消されることになり、市長の発言のように、原点に戻って厳正な許可審査をするべきと議会は判断しました。

                    開発優先という懸念を払拭するために、市は責任を持ってこの問題に対処することを迫られています。「市と県の見解の相違」では市民の理解を得られないのは言うまでもありません。

                    この日報告された御成町の宅地造成現場の問題も、市の対応の遅さに疑問が残ります。明らかになったのは、造成地区に隣接の特別保存地区に当たる斜面が誤って削られていたことです。事業者のミスだとしても、陳情が出た開発区域だけに早急な現状回復が求められます。

                    また、鎌倉文学館と鏑木清方記念美術館の指定管理者を決める議案は、継続審査となりました。市芸術文化振興財団がその財政基盤となる芸術館の指定管理者からはずれたため、財団の今後の組織や財政内容を精査した上で、再度審議することになりました。







                    女性議員集まれ

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                      平成17年12月17日(土)

                      女性議員を増やし、ネットワークを広げようと「民主党女性議員プラス1会議」が開かれました。党大会を終えたばかりの前原代表も駆けつけ、男女共同参画推進本部長としての意気込みを語り、各地方議員の意見に耳を傾けました。

                      与党との政策の違い、各地方議会の問題点、子育て中の女性議員の具体的支援などさまざまな質疑応答の後、蓮舫参議院議員が「次世代育成支援」について講演。

                      地方財政への押し付けにすぎない児童手当拡充ではなく、真の少子化対策は家族単位の手当てに切り替えるべき、米国牛肉輸入再開で給食やコンビニの食品の安全をどう守るのか、「子どもの目線」の安全対策基本法案について、歯切れの良い蓮舫節でした。

                      子育て支援策を家族の枠でとらえるのは重要だと思います。女性の就業率が高くなり、働き方も色々という現状で、家族のあり方が明らかに変わってきています。

                      出生率が高いフランスでは、父親も母親も夕方までには家に帰り、家族で夕食をとるという当たり前の生活を大切にするそうです。そうあるために、住宅費の補助や就学前の子どもの無料保育など、家庭支援が充実しているのです。急激な少子化を迎えた日本では、母親の悲痛な声が聞こえてきます。


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                      衆議院議員 早稲田ゆきの活動報告「ブログ鎌倉つれづれ」です。 昭和33年12月6日生まれ/鎌倉市雪ノ下在住/白百合学園小・中・高卒業/早稲田大学法学部卒業/前神奈川県議会議員(2期)/  

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