子宮頸がんワクチン要望書を厚労省に提出

平成25年12月29日(日)

 12月26日、民主党神奈川女性議員ネットワークで厚生労働省に「子宮頸がんワクチンの扱いに関する要望書」を提出しました。



 民主党神奈川女性議員ネットワークで、12月26日厚生労働省へ「子宮頸がん予防ワクチンの扱いに関する予防書」を提出して参りました。
曽我部久美子会長、山口裕子県議、名切文梨厚木市議ともに、25日に行われた厚生科学審議会服反応検討部会での状況などをヒアリング。

 今回は、服反応被害者の痛み治療の報告が主な内容で、中止してい
る予防接種の勧奨については、来年1月に持ち越されました。勧奨中止になってから子宮頸がんワクチンを接種する人は激減しています。

 宮本哲也室長とのヒアリング内容は以下の通りです。
・副反応報告の治療機関によると、神経の病気でどんどん悪化するような感じではない。一定症状が落ち着いている方もある。
・全国で17病院を指定したが、統一した治療法がむずかしい。遠方で通院できないケースもある。
神奈川県で協力が得られた病院とも連携したい。
・鎌倉市のアンケート調査を見たが、あまり重篤な症例はないようだ。
・学業の問題について、文科省と連携して支援を進めたい。
・信州大学では対処療法であるが、血管を広げるような治療をしている。
・第6回検討部会では痛み治療の報告に時間を要し、ワクチンとの因果関係については次回に。
・世界的な研究では子宮頸がんワクチンとその後の病気との関係性はないとされている。

 もっと副反応被害者の現状の詳細をよく見てほしいと思います。快方に向かっている方がある一方で、全身の痛みや歩行困難に苦しむ女子中高生がいます。子宮頸がんワクチン接種の一時中止、適切な情報収集と情報開示、医療面と学業面の適切な支援を強く要望しました。