西部総合職業技術校、さがみ縦貫道路、厚木航空基地を視察

 平成25年10月24日(木)

 決算特別委員会に続き、安全安心推進特別委員会の県内調査をまとめました。

10月21日 決算特別委員会調査(国道134号花水川橋、西部総合職業技術校)
 


 視察に伺った秦野市の県立西部総合職業技術校。教えている最新技術のひとつが、3次元設計データから3Dプリンターで立体物を作る技術。若い人が県立校で習得できるのはすごい!プリンターから立体の物がそのまま出てきます。新たなものづくりの産業化も近いでしょう。

 西部職業技術校は、4つの旧職業技術校を統合して、今年の4月に開校したばかりの大規模校です。461名が入校しし、半年から2年で15の訓練コースをそれぞれ学びます。家具の製造や溶接・板金、機械設備、介護のケアワーカー、建築CADなど、企業ニーズを踏まえた訓練により、即戦力になる人材を育てています。

 専門スキルを習得して就職したい人が対象で、特に年齢制限はなし。費用は1,2年のコースの授業料は年額11万8800円、6か月コースは無料(教科書代等は本人負担)です!
さらに、就職率が約88%と高いのも人気の理由です。多彩なマイスターが羽ばたいてほしいですね。
溶接板金の最新機器で        木材加工 作品は販売も

10月22日 安全安心推進特別委員会調査(さがみ縦貫道、厚木航空基地) 


さがみ縦貫道 海老名南ジャンクション

 さがみ縦貫道の工事現場に。平成32年開通予定の新東名高速道路とつながる海老名ジャンクション付近です。
さがみ縦貫道が今年、東名の海老名JCTから相模原愛川まで開通したことで、東名の渋滞緩和の効果も。
全線開通は26年度末の予定。茅ヶ崎から高尾山まで60分で、中央自動車道へアクセスします。

厚木航空基地 

 自衛隊の厚木航空基地に伺いました。綾瀬市と大和市にまたがる日米共同基地。
東北から関西地域まで広範囲をカバーしています。P-3C(哨戒機)にて飛行訓練を行い、平時の海岸線、街並みなどを徹底的に覚える訓練しているとの事。何かあれば、いつでも1時間以内に飛べるように準備しているそうです。
 
 昭和の時は災害救援がほとんどでしたが、平成になって海外対応が激増。石油タンカーの海賊対策にも派遣。
 
 P-3Cに搭乗する第3航空隊の女性パイロットから説明を聞きました。女性は200名中8名とまだ少ない。「9時間と長い搭乗時間にも慣れました。女性も増えてます」と、胸を張りました。365日、国民の安全・安心のための任務に感謝します。
 

JUGEMテーマ:日記・一般