海の家パトロールに同行

平成25年7月27日(土)

入れ墨・タトゥーの露出禁止看板を各店舗の入り口に設置

鎌倉市職員が店の外で音量をチェック

 音楽を大音量で流すディスコのような店が増え、子どもだけで行ってはいけない、という海水浴場になってしまったのは、いつ頃からだろうか。27日土曜夜、鎌倉海岸で、県主催の海の家合同パトロールに同行しました。

 県は5月に「海の家における海岸利用に関するガイドライン」を策定したことを踏まえて、毎週(金)〜(日)に、県の県土整備局砂防海岸課、藤沢土木、鎌倉警察署、鎌倉市の職員が、海水浴場の夜間パトロールを実施しています。
 
 店の音量を調べる測定器では、60〜80デシベルと低い数値で、重低音が134号線をはさんだ民家まで響くようなことはありませんでした。

 由比ヶ浜海岸では、風紀の乱れを理由に大音量に合わせて踊る「クラブイベント」の中止、入れ墨やタトゥーを露出した人の入店お断りを、先週から実施に踏み切ったところです。

 藤沢市片瀬西浜が、今夏からクラブ規制で一転。西浜が静かになった分、鎌倉海岸の様相が悪化したために、組合が対策を強化する事になりました。

 タトゥーを露わにした若者が多かった先週までとは違い、一定の効果はあるようです。店では独自にガードマンを雇っているところもありましたが、そもそもガードマンを雇わなければならない海岸利用というのは本来の姿ではありません。

 過日、逗子海岸で発生した殺人事件にしても、決して他人ごとではありません。海水浴場の開場時間は日没までなのに、海の家は夜間も営業しています。海岸は当然ながら公有地であることの原点に立ち返る必要があります。

 また、海の家のルール化をしても、近くのコンビニ等がたまり場になり、風紀が悪くなっていることも事実です。

 まさにこれからが正念場。子どもから高齢者まで楽しめる安全な海岸であるように、注視していきます。

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