鎌倉の世界遺産 推薦取り下げ

平成25年5月28日(火)
 再挑戦するなら、かけ声だけではなく、20年余の時間と税金を投入してきた世界遺産推進の取り組みをしっかり検証し、真剣に古都にふさわしいまちづくりを市民とともに進めるべきと考えます。6月発行のひまわり通信36号で、詳細をお知らせします。

 世界遺産推進の一方で、史跡周辺のマンション開発など乱開発の問題が後を絶たず、看板の規制や交通渋滞対策など、手つかずの問題が多すぎます。私も議会の立場から力不足を反省しています。

 新聞報道によれば、推薦書の作成など推進にかかった公費は約4億8700万円とありますが、史跡の調査、買収や保全管理に要した費用を入れれば、膨大な予算です。そうしたことも含め、山積したまちづくりの課題にどう取り組むのか、再出発の前に考えなければなりません。

<世界遺産>「鎌倉」が推薦取り下げ 再挑戦意向も
毎日新聞 5月27日(月)