議員定数について

平成20年7月31日(木)

 29日の議会検討委員会で議員定数について論議されました。民主党鎌倉市会議員団は、
現行28人(現在26人)を12人に削減するという定数案を主張しました。今後の市町村合併・道州制、地方分権をふまえたものです。

 県内の人口比を調査してみると、鎌倉市は市民約6,000人に1人の議員の割合です。同規模の茅ヶ崎、小田原は約7,000人に1人、秦野は6,000人に1人、平塚は8,000人に1人。類似自治体で人口比が高いといえます。

 中核市の横須賀は10,000人に1人、藤沢は11,000人に1人、相模原は13,000人に1人。政令市の横浜は39,000人に1人、川崎市は21,000人に1人。

 「神奈川県における市町村合併の推進に関する構想」によると、鎌倉は藤沢、茅ヶ崎、寒川と、また逗子、葉山、三浦、横須賀との2つの合併モデル案があります。いずれも約70万人〜80万人の人口規模が予想されます。

 相模原市の70万人規模とほぼ同様の合併を視野に入れた場合、相模原市の人口69万人、議員現定数52人の比率を参考にすると、鎌倉市の議員定数は12人〜13人となります。

 夕張問題などを考えても議員の資質の向上は必須であり、より専門性が求められます。
また、地方分権において議員だけが代弁者ではなく、市民各自が考え行政と共に働く協働の仕組みづくりが必要です。市町村合併を見据えた議会改革を検討していかなければなりません。議員定数については議会の多数で決めることになっているので、次回に再度審議します。
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