小泉ちかたかさんと政策勉強会

平成19年1月31日(水)



 前県会議員の小泉ちかたかさんを招いて、深田独さん(http://www.fukada-hitori.jp)と市会議員団の政策勉強会を行いました。前回の酒井かつゆうさんに続き、30年の議員活動をされた大ベテランからは、議会の裏話や質問の心得など興味深い話が盛りだくさんでした。

 テーマは▼県・市の財政問題▼自治基本条例について。財政については、神奈川県、鎌倉市、それぞれ約3兆円と1,000億円の起債残高をどう見るか。市は昨年借金の返済額が借り入れを上回ったとはいえ、下水道債、赤字債(臨時財政対策債等)の返済は依然として課題です。

 法人税が歳入の大部分を占める県に対して、市は個人市民税が歳入の柱。高額所得者退職に伴う見通し、国保・老健・介護保険への繰出し金の増加など、将来を見据えて全体をとらえる視点が重要であることがわかりました。その中で市民要望にどう応えるか。

 小泉さんは「税金はサークルの会費。決められた会費の中でどんな活動ができるのか。もっとやりたいことがあれば会費を上げなければならない」と説明。行政サービスの受益と税負担の観点から、シビアに取捨選択していかなくてはならないわけです。

 来週から2月定例会が始まり、予算特別委員会へと続きます。そういう視点で見ていきたいと思います。勉強会の詳細については、後日深田さんが報告します。