東日本大地震発生

平成23年3月12日(土)



 11日15時前、芸術館前の信号で停車していた時に、車が左右に揺れだしました。さらに強くなり、前のトラックの車体が大きく揺れました。これが宮城県で発生した国内史上最大の地震だったとは。

 震源地の宮城、岩手では大津波が発生し、町全体が流され、多数の死者、行方不明者が出ているニュースを後で見て、唖然とするばかりでした。

 鎌倉駅前に戻ってきた頃には、既にJR運転中止のアナウンス、防災行政無線で大津波警報が流れ、市内は停電状態になりました。電気がつかないので、商店は暗くならないうちに店じまいです。

 私も総決起集会を行う予定でしたが、停電復旧のめども立たないことから、23日(水)に延期の予定です。午後6時半から同じく商工会議所ホールです。

 商工会議所玄関前に延期の張り紙を出しました。数人の方がわざわざ確認のためにいらっしゃたので、待機していてほっとしました。

 市役所の中には、帰宅できなくなった方が大勢避難している様子でした。8時を過ぎても、鎌倉駅に多くの観光客や通勤の人が集まり、道路は大渋滞。真っ暗な道をひたすら歩く姿がたくさん見られました。

 交通機関がストップする、電気がつかない、電話がつながらない、この3つで都市機能は完全に停止することが初めてわかりました。午後8時半頃に電気がついて、胸をなでおろしましたが、家に帰れない方たちはどんなに不安だったことでしょう。

 自然の猛威を改めて思い、鎌倉の防災、減災の多くの課題を考えなければならないと感じました。



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