頑張れ 小林かずしげ!

平成18年2月11日(土)

 昨晩の浅尾そろばん塾では、元外務事務次官の竹内行夫さんによる「日本のアジア外交」の講演を聞きました。その内容は、アジア外交というのは中国、韓国だけでとらえるのではなく、インド、パキスタンまで広いアジアとの関係を見据える必要がある、というものです。

 戦後、日本は自国の復興とともに、ODAを初めとする多額の経済協力をし世界に貢献してきた。日本企業の海外進出は、途上国の現地の人たちに雇用の機会を与えている。だからこそ、東南アジアの人たちと日本は和解ができたのだといえる。

 靖国問題、日中韓問題など矢表に立たされることは多いが、中韓との問題だけにとらわれるのではなく、アジア全体を見る複眼的視点も必要である。半世紀以上、一度も戦火を交えることなく国際貢献をしてきた日本に対するアジアの国々の信頼感にもっと自信を持ってほしい、と語られました。

 トリノ冬季オリンピックでは、韓国と北朝鮮がそろって入場行進。ひと昔前なら想像もできなかったことです。日中韓の青年たちが共に歴史の勉強会を開くことも不可能ではありません。全ての国は人から成り立つのですから。


 さて、今日は逗子の市議会選挙候補の小林かずしげさんの応援に伺いました。40歳働き盛りの小林さんはサラリーマン経験16年、現在介護ヘルパーとして活躍しています。人生で最初の転機となったのは、高校生の時の米国留学だったそうです。

 氷点下15度の寒い、片田舎で何よりつらかったのは、差別でした。「神風、忍者」とからかわれる日々の中で、自分も日本では無意識のうちに、障害者の人や東南アジアの人を差別していたことに気づいたと言います。

 話せば話すほど、真面目な人柄があふれる小林さん。現場の声とはかけ離れた介護保険の改正に怒っていました。現場の声を市政に!がんばれ!
コメント

応援ありがとうございます。頑張ります。このくらいの寒さ、なんのそのです!