ブログ鎌倉つれづれ

子どもを守る児童虐待対策の強化を

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    平成26年7月20日(日)

     7月8日の最終本会議で、「児童虐待対策の拡充を求める意見書」「所在不明児童に関する全国的な情報共有のための仕組みの整備を求める意見書」を国に提出することを、全会一致で決めました。

     児童虐待による深刻な事件が後を絶たない中、本県においても5月、県厚木児童相談所が関わりながら、男児が死亡してから7年後に遺体で発見されるという痛ましい事件が発生しました。横浜市の児童虐待による死体遺棄事件に続いて、このような事態をなぜ防げなかったのか。県政をチェックする議会の責任を重く受け止めています。


     仝木児相は2004年10月未明に、おむつ姿で路上にいた3歳の男児を保護しながら、単なる「迷子事案」として事後調査を行わなかった。2005年に男児が3歳半検診を受けなかったのに厚木市は問題視しなかった。 2008年に小学校に就学していないために、市教育委員会は学齢簿から削除した。2013年市は複数回家庭訪問したが、会えなかったため、2014年に住民登録も抹消した。


     警察への通報も今年5月になってからで、児相はじめ市や教委の問題意識が欠如していたと言わざるをえません。所在不明児童の居場所を確認する難しさも浮き彫りになりました。県が緊急調査した結果、6月16日現在、県児相が対応中の所在不明の子どもは29人(政令3市と横須賀市を除く)で、各市町の追跡調査が急がれます。


     民主党県議団では有志により、「NPO法人子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク」理事長の山田不二子さんをお招きして、増加する児童虐待対応の問題点を学びました。虐待の定義でが厳しく、同居人による虐待や性的虐待、ネグレクトが見つかりにくい。DVがらみの虐待も多いのに重大視されていない。医療機関からの通報が極端に少ない。


     虐待の通告制度の課題、行政機関が連携が不可欠の要保護児童対策地域協議会のあり方など、必ずしも子どもを守ることが最優先となっていない制度や援助体制をどのように改善していくか。声なき声に気づき、子どもの被害をなくすために、専門家や関係機関とともに取り組まなければなりません。 

     

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    衆議院議員 早稲田ゆきの活動報告「ブログ鎌倉つれづれ」です。 昭和33年12月6日生まれ/鎌倉市雪ノ下在住/白百合学園小・中・高卒業/早稲田大学法学部卒業/前神奈川県議会議員(2期)/  

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