ブログ鎌倉つれづれ

日本バレエの母 パブロバの遺品寄贈の再考を

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    平成26年4月10日(木)

    日本経済新聞(26.4.8)31面より

     
     4月初旬、日本バレエの母と言われるエリアナ・パブロバの遺品が鎌倉市から新国立情報センターへ寄贈されることに、複数の市民の方から異論を唱えるご相談がありました。

     鎌倉市七里ヶ浜の国道134号線沿いに、「日本バレエ発祥の地」の顕彰碑とアーチがあります。ロシアから亡命してきたパブロバが、バレエスクールを建てた跡地です。妹のナデジダとともにバレエ教育に力を注ぎ、多くの教え子を育てました。

     ご相談の方の中には、母親がパブロバに習った、直弟子の先生に学んだという方もあり、昭和初期からの長い足跡を感じます。

     市民団体から鎌倉市に提出された要望書の概要は、

    ・鎌倉市文化推進課が吉屋信子記念館に保存しているパブロバの遺品は、ロシア革命、関東大震災、第2次世界大戦のさなかに鎌倉にバレエスクールを開設し、バレエ発展に貢献したパブロバ・ファミリーの遺品は鎌倉市で保存・活用すべきである。

    ・昨年3月から4月にモスクワのソルジェニーツイン記念館においても、記念展が開催され、今後も日露親善に大きく貢献する鎌倉市の重要な「地域遺産」である。

    ・日本バレエの母であるエリアナ・パブロバの遺品を他所に寄贈することがないように要望する。

     以上ですが、「文化都市鎌倉」と言いながら、鎌倉ゆかりの画家平山郁夫氏、漫画家横山隆一氏などの作品を他市に委ねてきた経過があります。文化施策としてこれ以上、ゆかりの作品の流出を防ぐことが必要です。

     前田邸や博物館用地、建物が寄贈されたことも踏まえて、広く文化遺産や地域遺産を他市に流出しないよう保存活用する取り組みを、市民の声として鎌倉市に要望しました。市は「市民の声を伺いながら検討する」と回答。引き続き注視していきます。


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    衆議院議員 早稲田ゆきの活動報告「ブログ鎌倉つれづれ」です。 昭和33年12月6日生まれ/鎌倉市雪ノ下在住/白百合学園小・中・高卒業/早稲田大学法学部卒業/前神奈川県議会議員(2期)/  

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