ブログ鎌倉つれづれ

第1回かながわ海岸利用に関するあり方検討会を傍聴

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    平成26年4月3日(木)

     「第1回かながわの海岸利用に関するあり方検討会」が3月31日、波止場会館多目的ホールで開かれました。本会議や建設常任委員会、厚生常任委員会で海水浴場、海の家の健全化のために、市町や公募の県民を入れた公開検討会の設置を提言した立場として傍聴しました。他に傍聴者はなく、残念。

     検討会座長は明治大学政治経済学部教授の牛山久仁彦さん。委員は他に大学教授、テレビ会社部長、海水浴場組合会長、ライブハウス経営者、公募の県民2人、市民団体、藤沢市、鎌倉市、逗子市の観光課長ら全16名です。
    夏の海岸の現状を把握されていない委員さんも少なからずいらっしゃると思います。どこまで理解していただけるか、深い議論を注目していきます。

     冒頭、県土整備局砂防海岸課から、海水浴場と海の家の現状、これまでの県の取り組み、今後の検討課題と進め方について説明がありました。大音量を流して踊る「海の家のクラブ化」の問題や、利用者のマナー、地域住民の生活と観光利用のにぎわいの課題等について、毎月1回のペースで半年間議論をし、10月頃検討会としての意見をまとめる方針を示しました。

     傍聴した意見をメモしました。

    ・昨年は音楽を一切中止した藤沢の海岸から鎌倉に若者が押し寄せた。途中から海の家のイベント中止で大分落ち着いた。海の家以外に、海岸にラジカセを持ち込んで飲酒や騒音が問題になっている。

    ・クラブ化だけが原因なのか。海岸での飲酒や騒音も問題。

    ・江の島は昨夏は一切の音楽中止にして静けさが戻ったが、BGMくらい流してもいいのでは。東京のクラブがまた貸しで海の家を経営しているからひどい状況だった。

    ・藤沢市は昨夏、組合の意向で音楽を完全になくしたことにより、お客は減ったが、住民の満足度は高かった。音楽は少しあってもよいのでは。

    ・音だけの問題ではなく、利用者のマナーも問題。様々な情報によって人が集まる。海岸管理者が海岸のイメージを積極的に発信すべき。

    ・大磯海岸では木曜日〜日曜日、波音を聞きながらビールを飲むというのがコンセプト。パトロールだけでは言うことを聞かないから、自主ルールだけではむずかしい。規制も必要だ。

    ・現在は組合に海岸の占用許可を出しているが、各事業者に許可を出すことは可能なのか。→今後の検討課題である。

    ・逗子市では海岸のあり方検討会を設立した。

    ・鎌倉市では昨夏、特に風紀が悪化した。海の家の時間規制や入れ墨禁止などを検討したが、専門家の意見により規制条例ではなく、迷惑行為をやめましょうと呼びかける理念条例を検討している。全てのイベントを事前に審査する。

    ・ルールは広域的に実施した方がよい。

    ・行政だけではできない。組合と話し合い、パトロールを繰り返し行い、住民が自ら動くことが必要である。条例は最小限に、海水浴場ごとの個性を大切にしたい。

    ・質を落とした観光地は復活が難しい。住民の支持が得られない観光地は魅力がない。長期的視野に立ったコンセプトが大事である。

     議事録が2〜3週間かかるというので、以上に聞き取りのメモをまとめました。興味深かったのは、最後の観光の専門家が述べられた意見です。住民が行きたくないようでは観光地として失格ということです。今後の議論に期待したい。



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    衆議院議員 早稲田ゆきの活動報告「ブログ鎌倉つれづれ」です。 昭和33年12月6日生まれ/鎌倉市雪ノ下在住/白百合学園小・中・高卒業/早稲田大学法学部卒業/前神奈川県議会議員(2期)/  

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